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Automagi ライオンのハブラシの製造ラインにおける、 AIを活用した検品の自動化システムの開発・実用化の支援を開始
〜開発に完全マネージド型の機械学習サービス「Amazon SageMaker」を採用〜
Automagi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:櫻井将彦、以下Automagi)は、ライオン株式会社(東京都墨田区、代表取締役 社長執行役員:濱 逸夫、以下、ライオン)が2019年度中に導入を目指す、AIを活用したハブラシの検品の自動化システムについて、開発・実用化の支援を開始したことをお知らせします。
ライオンが現在利用している検品システムは、完成したハブラシを複数のカメラで撮影し、特徴量を抽出して良品と不良品を判定するロジックを開発する画像処理手法が使われています。この手法の場合、今までにないハブラシの新製品を製造する際に、検査ロジックを一から作り直す必要があり、多くの労力が発生する課題がありました。
Automagiは、今回の開発でディープラーニング(深層学習)の技術を活用することで特徴量抽出を自動化し、画像撮影時の変化にも強く汎用性が高いシステムを構築します。さらに不良品データが著しく少ない状況でも不良品を確実に検出できるよう、「AutoEncoder」(オートエンコーダ:⾃⼰符号化器)」の手法を採用し、良品データのみから不良品を判定するAIを開発します。
AIの開発環境にはアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)が提供する完全マネージド型の機械学習サービス「Amazon SageMaker」を採用します。「Amazon SageMaker」は、開発者が素早く簡単に機械学習モデルの構築とトレーニングを行うことができ、稼働準備が整ったホスト型環境に直接デプロイできます。「Amazon SageMaker」を利用することで、AIの開発の効率化・スピードアップが可能になります。
システムのプロトタイプを2018年10月から12月の期間に開発を行なっており、モデルの精度向上を実施し、2019年度中にはライオンの製造ラインでの導入を目指します。
Automagiは、これまでは人間の目視による判断が必要だった作業について、AI技術を活用することで自動化、省力化、高度化を実現するための画像・映像解析AIソリューション「AMY Insight」を展開しており、ライオンの歯と歯ぐきの画像から口腔の状態をチェックできる技術にもAIの提供を行っております。
今後も製造業のAIを活用した新しいサービスの開発や業務効率化に貢献していきます。
ソリューション紹介ページ
https://www.automagi.jp/product/amy-insight/
■ライオン 企業情報
ライオン株式会社
代表取締役 社長執行役員 | 濱 逸夫 |
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本社所在地 | 東京都墨田区本所1-3-7 |
業務内容 | 2010年6月4日 |
設立 | 1918年9月 |
資本金 | 344億 3,372万円 (2017年12月31日現在) |
従業員数 | 連結:7,075名 |
※Amazon Web Services、アマゾン ウェブ サービス、AWS、 Amazon SageMakerは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※本リリースに記載されている内容は予告無く変更することがあります。
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お問い合わせ先
会社名 | Automagi株式会社 |
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担当者名 | プロダクトサービス部 三ツ木 |
TEL | 03-5544-9744 |
pr@automagi.jp | |
URL | http://www.automagi.jp/ |
Automagi株式会社について
Automagi株式会社は、通信キャリア向けの大規模ユーザシステムや人工知能技術を活用した金融機関などへのサービスの提供などを担当し実績としています。これら自社開発ノウハウを活かし、AI(人工知能)やIoTのソリューションの開発・提供をしています。
設立 | 2010年6月4日 |
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本社 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル7F |
資本金 | 100百万円 |
代表取締役 | 野呂 堅太郎 |
スタッフ数 | 77名(常駐契約エンジニア含む) |
事業内容 | ・人工知能/データ解析分野でのソリューション提供/システム開発 |